治療方針について
糖尿病の管理における血糖値やHbA1cは一つの尺度です。合併症のない健康的な社会生活を維持することが目標です。糖尿病合併症の原因は動脈硬化と考えられます。したがって血糖以外にも動脈硬化を起こすような症状の治療も必要です。
当院では血糖コントロールと平行して血圧、脂質の管理、適正体重の維持などを指導しています。
また内服薬やインスリン療法はあくまでも補助的な方法です。私たちと話し合いながら大きな柱である食事療法、運動療法を頑張って頂きます。そして必要最低限の薬物のみを使う、あるいは使用中の薬剤を減量する、中止することも目指します。
診療案内
- 糖尿病と密接な関係がある眼科、循環器科を併診しております。一回の受診で合わせて診療が可能です。
- 頸動脈超音波検査、動脈硬化血圧脈波検査、腹部超音波検査、心臓超音波検査、レントゲン、心電図などの検査が受けられます。
- 管理栄養士による栄養指導や日々の栄養管理方法など相談が受けられます。
- 糖尿病療養指導士による生活指導、療養相談などが受けられます。
- 東京女子医科大学糖尿病センターを中心に提携関連病院を利用した教育入院、合併症治療目的の入院紹介も行っています。
外観・院内のご紹介
検査機器のご紹介
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1.グリコヘモグロビン・グルコース分析装置
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2.超音波診断装置
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3.血圧脈波検査装置
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4.心電図
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5.知覚・痛覚定量分析装置